中小路学区

<祠・堂・信仰 その1>

本項、その1から4まではの説明文は下記の資料を参照しました
「旭町の今昔」 日立市老人クラブあさひ睦会
パンフレット 「中小路今昔」 作成委員会

 「助川前坪 天道塚」 

  (場所)
 
幸町2丁目
 簡易裁判所界隈

 

 平塚の天道塚とも呼ばれ、春と秋に野ら止め (農耕作業を休むこと) をして、大日如来と月宮天子の幟旗をたて持参のご馳走を供えて、鉦をかんかんと叩き念仏を唱えながら、百八っ玉の大数珠を手回しして家内安全と無病息災・五穀豊穣を祈願した聖地である。
 文政年間に創設されたという石碑は、現在、総桧作りの如意宝塔満禅堂内に安置してある。

 

「別雷皇太神(雷神様)」 
(ワケイカズチコウタイジン)

(場所)
 東町の海に面した
崖下の洞窟
 

 昔、修験者(山伏)により京都上賀茂神社から分霊されたという。江戸時代の宮田村海岸の絵図に鳥居が描かれており、祭神は建御雷命(タケミカズチノミコト)と伝えられている。  海上安全、五穀豊穣 とそれぞれの仕事の人達に厚く信仰されてきた。

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