梵天山古墳は常陸太田市の南西部を流れる山田川の南側に東西に 横たわる標高20メートル前後の岡の上にあり、全長約150メートル、 石岡の舟塚山古墳に次いで茨城県第2の規模を持つ前方後円墳である。 築かれたのは紀元5世紀中頃で久慈国造の始祖船瀬宿祢が葬られて いるといわれる。 まわりには10数基の古墳群があり、昭和28年(1953)に県の史跡 に指定された。 ここはまた枕石寺と一緒に茨城百景に選ばれており、入口 の鳥居の傍にその碑がある。古墳の南側には文安2年(1445)に 創建されたという宝金剛院がある。 島町。(常陸太田駅から約5キロ)
- 梵天山入口 宝金剛院 枕石寺へ