密筑の里
 常陸国風土記にみる密筑の里は泉が森を中心とする地です。泉が森には泉神社と社殿を下りたところに古より湧き出ている泉、大井と呼ばれた池があります。密筑の里は海山の産物が豊かな地でありました。村人は大井に集い、飲み食べ歌い躍り楽しむ嬥歌(かがい)が行われ、婚活の場でもあったそうです。特に近くの海で獲れるアワビを石決明と書いてアワビと読む特別のものだったようです。
      ・期日  令和2年9月30日(水)
      ・場所  泉神社(日立市水木町)
      ・取材  きららホームページの会(菊池誠、近藤恵美、宇梶秀夫)
泉け森の入口は泉神社の鳥居です。写真の右側(下)にはイトヨという魚がいるイトヨの里公園になっています。
泉神社の参道で、両脇の幟は氏子が奉納したものだそうです。
大井(おおい)といわれる湧水池です。古より変わらず湧水が地下から湧き出ています。
 湧水は池の中央、ぼこぼこと湧き出ています。 嬥歌ではどこに男女が座っていただろうかと、斜面にある石が気になりました。
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