旧跡めぐり


相川焼石湯跡
 鮎川河口の左岸に、島木赤彦の歌碑と並んで「相 川焼石湯跡」の石碑が建っている。  
鮎川河口の狭隘な平地に広がる旅館街は、明治初年頃から焼石の湯として知られ、
大正10年(1921) 頃には8軒もあったという。

 焼石の湯とは、河口付近から採取した直径20センチ 前後の石を焚き火で焼いてから、
海水風呂の中に入 れ石の熱で沸かしたもので、冷え性、痔疾などに効 果があるといわれ、
大正時代の最盛期には1日200 人もの利用客があったという。








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