ブドウの産地として知られる「折笠ぶどう園」は、日立市北部の海に近い丘陵地にあります。 「日出づる潮騒の丘」で育まれるブドウは、昼夜の寒暖差と海から吹く潮風の影響で糖度が高く、ミネラル分を多く含むといわれています。 今回は、国道6号線の信号「折笠」からおよそ500メートルの場所にある高橋ぶどう園を訪ねてみました。



『新修日立市史 下巻』によりますと、 日立市の樹園地面積は昭和35年以降、約17ヘクタールで推移していましたが、 昭和50年には31ヘクタールとほぼ倍増しています。
この増加は、折笠・中里地区でのブドウ栽培の拡大によるものとされています。 折笠ぶどう園の歴史は、すでに50年以上を数えます。