大甕神社・宿魂石

大甕神社はJR大甕駅の西方へ600メートルほどの地、国道6号沿いの東側の森の中にあります。神社本殿はカンブリア紀の大きな岩塊の頂部に鎮座されています。
 ・場所 日立市大みか町6-16-1
 ・取材 きららホームページの会(7/2宇梶・11/8近藤)
 ・期日 令和2年7月2日(木)・11月8日(日)


大甕神社の拝殿です。例年の通り6月30日、夏越(なごえ)の祓(はらい)によって、1月1日から6月30日までの半年間の厄災を祓い清めるという儀式が行われたそうです。拝殿前にはその「夏越の祓」の茅の輪が設置されていました。


大甕神社の拝殿の後ろは、5億年前の花崗岩の山で岩山全体を宿魂石(しゅくこんせき)といわれています。


大甕神社拝殿の後ろ、宿魂石の表示のある岩塊の上に本殿があります。写真の左側の祠は大杉神社境内社で、その左側に本殿への参道(岩の道)があります。


大きな岩塊、カンブリア紀の花崗岩の頂上に大甕神社本殿が鎮座しています。本殿へは写真正面の「もじずり石」と呼ばれる鎖場のクサリを伝って登ります。


11/8に改めて、カンブリア紀の花崗岩の宿魂石頂上に登頂参拝しました。


本殿の左側に注連縄が張られた大きな岩があります。岩山の至る所に木が岩の上に根を張っています。


大甕神社本殿です。大甕神社は水戸光圀公の意向で、風神山中腹から 移されました。この遷宮には関口九郞次郎が普請奉行として社殿造営にあたったといわれています。

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