令和3年12月26日
日立市の海岸は、ほぼ南北に27キロメートルに及ぶ海岸線があり、その海岸にはハマギクが自生し秋に白い花が咲きます。夏に見せたスカシユリと同じような環境の海岸に、ハマギクがこの時ばかりと咲き誇ります。 この日立市の海岸では幕末から明治末期まで、製塩が行われていました。高さ20m~30mの海蝕崖の海岸には、製塩の施設として揚浜塩田で濃縮した塩水を一時的に貯蔵するための鹹水槽(かんすいそう)という穴の跡があります。 (写真:嶋﨑・近藤・宇梶)