舞台全景
舞台全景   茨城県北部にある大宮町西塩子地区には、日本最古  といわれる組みたて式回り舞台が保存され、県の 有形民俗文化財に指定されている。  これは農村歌舞伎が盛んであった江戸時代後期から 伝えられてきたもので、文政3年(1820)に作られた という水引幕をはじめ、フスマや手回し式回り舞台 などがある。   このほど、この地区にある塩田公民館構内の広場 に間口7間花道6間で屋根付きの大きな舞台が組立 てられ、H13.10.27に公演が行なわれた。 (左の写真)   当日は素晴らしい秋晴れに恵まれ、明神ばやしや 上岩瀬祭ばやし、そして地元塩田小学校の2年生8人 による「寿三番叟」「白浪五人男」、大人の 「西若座」による「白浪五人男」「曾我対面の場」 などが演じられ、町内外から詰め掛けた3000人余の 観衆から盛んな拍手を浴びていた。
明神ばやし        上岩瀬祭ばやし

-

次へ


目次へ戻る