諏訪神社


 諏訪神社は、第二宮と上諏訪神社の二つの社を併せて諏訪神社とよぶ。
建長二年(1250)信州諏訪大社の神官・藤原高利(万年大夫)が勧請した神社で、 諏訪神社(第二宮)は、建御名方命(出雲の大国主命の御子神)を祭り、上諏訪神 社には蹈鞴五十鈴姫(神武天皇の妃)が祭られている。

諏訪神社は、豊作の神様として崇敬され、近隣地区の守り神社であった。  

神社勧請の経緯は、詳らかではないが、鎌倉時代北条泰時の頃、地頭・宇佐美氏 か権力者小野崎氏の関わりで(県史中世編)地域の産業開発の為に勧請されたもの と思われる。

 

  
 梅林通り脇の鳥居をくぐり、長い石段を昇ると、境内は鬱蒼とした大木に覆われ て、本殿、拝殿、社務所のほか幾つもの末社が祀られています。

上諏訪神社は、鮎川の北側山の中腹に建ち今は成沢区域になっている。小さな社 で建立年代も詳らかでない。昭和五十九年に本殿の覆が造られた。

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