会瀬学区百年の百年のビジョン
<海とともに栄えてきた町・会瀬>
会瀬学区の特色と言えば眼下に碧く広がる太平洋の波が浜辺に打ち寄せているということでしょう。豊かな海の幸を運んでくれる生産の海はまた「七夕磯の伝説」など古老から多くの話しが伝わる伝承の海でもあり、磯に波が寄せる景観は昔の歌人たちにも詠まれた想いの海でもあります。
古くから大切に守られてきた会瀬の自然、私たちはこの自然環境を学区住民の共有する財産と考え、会瀬海岸の清掃を行いながら渚や海に感謝する心を後世につないで行く運動を続けており今後も、住民の歓喜の声が浜辺に響きあい、皆で利用できる渚の文化と海の文化とを創造して行きます。
く企業との共生〉
次の特色は学区内に大型生産企業の施設が広く存在して経済活動を推進していることです。私たちの先人は地域発展のために広大な墳墓の地を工場用地として援助した歴史があり、いま、この勇断が最良の結果を生み出して地域経済に活力を与えています。私たちは会瀬学区に位置する企業も地域の仲間と考え、常に手を携えながら豊かな地域社会をつくりだして行きたいと考えています。
<躍動するふるさと会瀬>
時の流れの中で常に躍動する私たちのふるさと会瀬、現在2550所帯の街並の中で6300有余の住民が暮らしており、春は神社の春祭り、夏は青年会の夏祭り、秋は推進会の秋祭り、と季節の変わるたびににぎやかな声が街角に聞こえます。現在、私たちの町では全住民によって組織されている会瀬学区市民運動推進会、会瀬地域教育振興会、会瀬学区福祉の会、会瀬学区白主防災会の四本柱が中心となって住民活動を進めており会瀬開発促進委員会、会瀬消防団、会瀬婦人会、会瀬青年会、会瀬の環境を守る会、会瀬鹿島神社氏子総代会、会瀬幼稚園・会瀬小学校・助川中学校関連諸団体、会瀬スボーツ少年団、会瀬地域各老人会、民生・児童委員等(順不同)の各種団体がその目的に添って活動しています。
<夢に向かって>
私たちの町づくりに終わりはありません。夢に向かって小さな運動を積み重ねることが明日の会瀬ロマンを創作すると信じています。
(会瀬学区市民運動推進会作成の「ふるさとマップ」より転載) |