旧久原本部 |
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日鉱記念館本館の裏手に県指定史跡の旧久原本部 (左図)があります。 創業の頃、久原房之助氏は この8畳2間の簡素な建物に泊まりこみ、気鋭の 幹部達と労苦を共にしました。それが茨城の工業 の幕開けとなりました。 本部前の巨石には、当時を回顧した久原氏の書 「苦心惨憺處」が刻まれています。 本部の右手には「塵外堂」があります。大雄院 製錬所の予定地にそびえていた一本杉(爺杉)を 惜しんだ久原氏が、その杉で神戸の自邸に観音堂 を建立し、東京に転居した時にその材を活かして 持仏堂としました。これが日鉱記念館建設の際に 久原家から贈られここに移されました。 本館の裏山の階段123段を登ると山神社があります。 祭神は金山彦命、金山姫命。常陸の豪族佐竹氏以来 の由緒ある神社で1909年(明治42年)久原氏が改築 した神社で、シー・オルセンの灯篭などがあります。 |
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塵外堂 |
日立鉱山山神社 |
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