平和通りの桜

「平和通りと桜並木」
 平和通りの名称は、昭和26年の開通を前に市民から通りの名称公募を行い決まったという。戦災によって市街の大半が廃墟となり、戦争の傷痕を背負った市民の切なる願いの象徴ともいえる。
 平和通りの街路樹は、日立鉱山の煙害に強かったという背景をふまえて桜(ソメイヨシノ)に決まったという。昭和26年に歩道橋より山側、52年に海側に植栽された。現在、110本。満開時には、見事な桜のトンネルをつくり、夜間のライトアップも素晴らしい。

 今では、神峰公園などと共に日立ばかりではなく、全国的にも知られた桜の名所である。


日立風流物


武者行列


常陽銀行日立支店前


日立駅方を見る


歩行者天国

1951年当時の平和通りの桜

「日立の絵はがき紀行」日立市郷土博物館

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